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老人ホームでのリハビリは、どんなことするの?

2012.09.06

おはようございます。森鍼灸マッサージ院の森です。 特別介護老人ホーム(特養)でのリハビリは、どんなことを行っているか御存じでしょうか?
ほとんどの方が御存じないと思いますので説明したいと思います。 特養では、機能訓練指導員という職種の方が働いています。この職種は、マッサージ師、柔道整復師、理学療法士、看護師の免許がある人がこの仕事に従事しています。

機能訓練指導員の配置人数ですが、私が勤めていた施設では、入所者数110名、短期入所者数20名、合計130人に対して1.5人です。

この人数では、個別でリハビリを行うにも限度があります。実際は、私一人で行っていました。0.5人分は名前だけの幽霊機能訓練指導員でした。 施設内のリハビリについては、おもに介護職が行う集団体操、レクレーション、生活リハビリなどです。この生活リハビリとは何でしょうか?

これは、1日の生活の中での動作、たとえば、車椅子を利用されている方がベッドから車椅子に移乗する際、しっかりと立位保持を行う。

トイレ前から介助により数メートル歩行する。フロアー内を自由に車椅子で移動し生活のリズムを作るなどです。 生活の動作で立ったり、座ったりしてはたしてリハビリになるのでしょうか? 介護職の方は自分の仕事を精一杯こなすのがやっとで十分なリハビリを行いたくてもできないのが現状です。ただでさえ人数が少ないうえ職員の退職が多く実際には慢性的に不足人数で行っています。 施設入居者でリハビリをしたくてもできない、ご家族様がリハビリを希望されても十分なリハビリは行うことができないでいます。 高齢の方ですが入所した時は歩けていた人が、数か月で歩けなくなる方がいますが、原因として安全が第一と考えているところにあるかと思います。 限られた介護職の人数から歩かせるより車椅子を利用したほうが介護が楽など考えられます。 高齢で歩行時、ふらつきがあり転倒の危険性がある人は車椅子利用していただく時間が長くなってしまいます。 施設の介護職の方は、リハビリについて十分な教育を受けていません。
また、施設側では転倒事故についてリスクの面から安全性をとってしまいます。 歩かないでいると下肢の筋力の低下がものすごいスピードでおちていきます。 人はご自身で歩いて、トイレに行く、食堂に行く、居室に行くなど自分の身の回りの事ができる生活が一番理想ではないでしょうか? 訪問リハビリマッサージを行い、ADL(日常生活動作)の維持、向上を目指しQOL(生活の質)を高める生活を送っていただきたいと思います。 少しでも私たち治療家が入所者の為にお手伝いができたらと考えています。     森鍼灸マッサージ院 http://yokohama-houmon-massage.jp

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